20期を迎えて – さらなる成長への決意
マーキュリーは2006年の創業以来、時代の変化に柔軟に対応し、多くの挑戦を重ねてきました。労働環境や価値観が多様化する中で、私たちは常に「すべての人が活躍できる場をつくる」ことを大切にしてきました。
そして20期を迎える今、マーキュリーは新たなステージへと進んでいきます。2025年3月、私たちの存在意義、使命、未来像をより明確にするため、「パーパス・ミッション・ビジョン・バリュー(PMVV)」を策定しました。これまで企業理念として掲げてきた「感動エージェント」は、マーキュリーが大切にしてきた価値観です。この想いを継承しながら、PMVVを新たな指針として、さらなる進化を目指します。今回、「感動エージェント」は企業理念からビジョンへと生まれ変わりました。
新たなミッションは、「社会と人をつなぎ『すべての人』の可能性を広げる」です。
私たちはこれを胸に、人と社会を結ぶ架け橋としてさらに力を尽くします。また、今回初めて私たちのパーパスを「関わる人を豊かにする」と定めました。これらは創業以来積み上げてきた事業や社員の姿勢を振り返り、「マーキュリーとは何か?」を改めて定義した結果です。このPMVVは、多くの社員から有志を募った「みらつくプロジェクト」での議論を経て誕生しました。そしてパーパス・ビジョン・ミッションを実現するために「共感」「感謝」「挑戦」「笑顔」「誠実」という5つのバリューを掲げ、私たちが大切にする価値観を明確にしました。
また、社会や働き方が大きく変化する中、マーキュリーは「事業の拡大」へとシフトしています。既存の人材事業としては、観光分野や技術分野などへの領域の拡大、新規事業としては、教育事業、仕事体験テーマパーク「カンドゥー新利府」の運営、劇場「シアターマーキュリー新宿」の開館など、新たな事業に取り組んでいます。今後も新たな事業や分野へ積極的に挑戦し、「すべての人が活躍できる場の提供と機会の創造」に取り組んでまいります。
2024年5月、私は取締役社長に就任いたしました。創業以来培ってきた「挑戦するマインド」を次の世代へと継承し、マーキュリーのさらなる成長を支え続けていきます。PMVVを新たな指針として掲げた今、マーキュリーはさらに強く、未来へと歩み続けます。
20期という節目を迎えたマーキュリーは、社員一人ひとりの力を結集し、新しい価値を創造していきます。ともに、未来を切り拓いていきましょう。
2025年3月
取締役社長 秋間 剛